オリジナル農機開発でも
ノウハウ60年余の蓄積が
活かされています!
カワベは、特殊農機のパイオニアとしてのノウハウ60年余の蓄積を活かして「オリジナル農機」も受託開発しています。
オリジナル農機は、お客様のご要望や課題に対応した農機を個別に開発しお役立ていただくもので、ここにもトレンチャー、バイブロスーパーソイラー、収穫機製品と同じ「安全性」「操作性」「快適性」「耐久性」「環境性」を実現するための5つの理念が生きています。
今回は大手食品加工会社様からの事例をもとにKAWABEの「オリジナル農機受託開発」についてご紹介させていただきます。
オリジナル開発
カボチャ集荷機 PC-120
[トラクタ牽引式 トレーラータイプ]
重量野菜集荷時の労働力軽減と
効率化が課題でした。
導入前のご要望や課題
カボチャ集荷作業は重労働
重量野菜のカボチャは、コンテナへの積み込み作業が重労働のため、作業者の負担を軽減したいというご要望をいただきました。
重さが2kg前後にもなるカボチャのコンテナへの積み込みは、地面から持ち上げる上下作業とコンテナまで移動する作業が発生し「手間と力」を使う多大な労力が必要になります。
コンテナ積み込みに時間がかかる
従来のカボチャのコンテナ積み込みは、広い畑から特定の場所に設置したコンテナへの移動がありました。
そのためコンテナから遠いところでは「積み込み時間」もかかり効率的ではなく、必要に応じてコンテナをその都度移動する時間も必要という課題がありました。
効率化しても集荷物の品質は維持したい
専用の農機を使用して作業の補助をしても、集荷物の品質は維持したいというご要望をいただきました。
従来の作業では、作業者が細心の注意をはらい収穫後のコンテナへの積み込み時にキズや害虫による虫食いなどを選別していました。
導入後の成果
コンベアでの横・縦送りで重労働から解放
カボチャの蔓を切断後にコンベアに乗せることで、多大な労力を必要とする水平移動を1段目の「横送りコンベア」で、コンテナの高さまで移動する上下移動を2段目の「縦送りコンベア」で自動化して、コンテナへの積み込みを容易にします。
移動も自在で時間短縮
PC-120は、移動も自在な「トラクタ牽引式トレーラータイプ」なのでコンテナを積んだまま集荷物の近くに移動できます。
そのため遠い場所からコンテナに集荷物を集める時間と労力を削減できます。また予備のコンテナも搭載でき入れ替えも容易なので集荷作業を止めることなく効率的です。
選別同時作業で
効率化しながら品質維持
PC-120は、選別用のコンテナも搭載できるため、コンベアで集荷用のコンテナに積み込みしながら、作業者がキズや虫食いなどを粗選別し「選別用のコンテナ」に移動できます。
そのため効率化しながら集荷物の品質を保つことができます。
カボチャ集荷作業動画
PC-120(オリジナルカボチャ集荷機)
[ 動画視聴は再生ボタンをクリックしてください ]
オリジナル開発ワークフロー
- お問い合わせ
- まずはお気軽にお問い合わせください。
- お打ち合わせ
- ご要望や課題などをお聞かせください。
- ご提案
- 機能・仕様等についてご提案させていただきます。
- 仕様決定・試作
- 機能・仕様を決定して試作機を製作します。
- テスト・評価
- 試作機をテストします。試作、テスト作業は期待通りの評価が得られるまで繰り返し実施されます。
- 納品・稼働
- 完成品を納品して稼働します。
- アフターフォロー
- 契約内容に伴う稼働後のアフターフォローを行います。
「横送りコンベア」および
「予備用コンテナ台」は
格納可能で省スペース化を実現
オリジナル開発 カボチャ集荷機 PC-120 仕様 | |||||
機種名 | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | 全重(kg) | 適応トラクタ(ps) |
PC-120 | 5340 | 5850(格納時2820) | 1430(格納時2370) | 1350 | 60〜100 |
横スクロールできます
※本仕様は予告なく変更することがあります。