長野県　南佐久郡佐久穂町ーニンジン・ジャガイモの収穫

～作業が楽になりました～

会社員から転身しました

長野県の佐久穂町で１３年ほど前から多品種の野菜作りをしています。もとは大阪の出身ですが、２０００年に東京の大学を出てＩＴ企業に勤めました。その頃は千葉市花見川区に住んで、東京まで通勤していました。お取引先のコンサルテイングを担当していましたが、２００８年に会社が上場するということになり、それを機に転身を決めました。

もともと環境問題に関心があったので、妻とも話し合って農業を始めてみようということになったのです。その年の１１月だったと思います。車で佐久まで出かけたところ素晴らしいところだったので、ここがいいんじゃないかということになり、千葉を引き払って移り住んだのです。もちろん、農業については素人ですから、何をどうすればいいのかもわかっていませんでした。

師匠は萩原さんという方です

地元に萩原さんという方がいらして、多品種の野菜を有機栽培しています。それらを消費者に直接販売されています。その納品先で萩原さんの奥さんと私の妻が知り合いになったのです。私たちの事情を知った奥さんが、萩原さんに紹介してくれて私の師匠が決まりました。そんなご縁で私も５０を超える多品種の野菜作りに取り組んでいますが、一年中作業が続いていて結構大変ですね。なかでもジャガイモやニンジンの掘り取りはきつい作業です。

そこで地元の農機販売店に相談したところ、カワベの根菜掘り取り用という機械を紹介されました。ＳＶ２−Ｄ９００という機種でトラクタに取り付けて使います。

作業が楽になりました

このスーパーソイラーという作業機は優れものですよ。泣かされていたジャガイモ掘りやニンジン掘りの作業がうんと楽になりました。おまけに、畑に敷いた１５０センチの平マルチを剥がすときにも大いに役立ってくれています。機械が振動するものですから、マルチについている土もふるい落とされますし、剥がすのがとても簡単になったのです。正直クボタの販売店に相談に行って良かったなあ、と思っています。

ただ、私の注文はトラクタに付け替える時に時間がかかることですね。２０分くらいはかかりますので、メーカーさんがそのあたりを改善してくれるともっと有難い機械になると思います。これからもどんどん農家を助ける機械を作ってほしいな、と考えています。