~ すごく助けられました ~
私はUターン組です
埼玉県の本庄市下野堂という町で、11年ほど前から多品種の野菜作りをしています。JR高崎線の南側で大河利根川にも近い町です。以前は東京で会社勤めをしていたのですが、30歳の時に親の農業を継ごうと考えてUターンして故郷の本庄に帰ってきました。
畑の規模は約6ヘクタールありますので、自分だけでなくパートの方も含めて10人ほどの方々に働いていただいています。作物はJA「埼玉ひびきの」に出荷しています。
この機械には助けられていますよ
6ヘクタール全てが野菜なのですが、なんといっても手のかかるのがネギの掘り取りですね。本庄と隣町深谷といえば名高いネギの産地ですが冬から春先まで栽培して、いざ収穫となれば大変な重労働です。そこで地元の農機具会社関農機さんに相談したり、友人に話を聞いたりして紹介されたのがカワベのSV2―NGTKというネギ掘り機だったんですね。
いやあ、関東のネギは根っこを食べるものですから、硬い土に深く伸びているネギを掘り上げる作業はきついものでした。若くても腰に来ますよ、従業員の皆さんも同じだったと思います。それがこの機械を使うとラクラクと掘り上げてくれます。これは助かりましたよ。
良いことばかりではありませんでした
ところが世の中良いことばかりでは済まないんですね。なんと令和2年の12月に使い始めたばかりなのに、あまりにも土壌が硬いものですから今年の1月半ばには不具合が生じたのです。リフターと呼ぶ部品とカッターに不具合が生じてしまいました。
すぐにメーカーであるカワベさんに連絡したところ、二人の担当者さんが来てくれて、土壌が硬すぎるから現在の部品より強度のある2年ほど前の部品と交換してみようということになり、また十分に活躍するようになりました。
機械もさることながら、メーカーさんの対応も早くて適切だったと思います。
まだまだ活躍してほしいです
現在は助けられていますが、今の機械の仕様ももう少し検討してほしい部分もあります。例えば尾輪をつけるように言われていますが、尾輪をつけると刃が深く入らないとか、横棒をつけるとネギがバタバタと倒されるとかがあります。横棒の素材をも少し軟らかなものするとか、クッション性を持たせるとか、できないものでしょうか。
まだまだ活躍してもらわなければいけない機械なので、あえてご検討をお願いします。
ユーザ | 塩原 久允 さん |
地域 | 埼玉県 本庄市 |
主な用途 | ネギ掘り |
機種名 | SV2-NGTK-V |