東京都　八王子市ーダイコン畑の深耕

～いい形のダイコンができましたよ～

東京の新都心新宿から京王線で約35分、どんどん開発されて住宅が増えた町で未だ6人が米や野菜作りをしています。

水田が約16ａで田植えはこれから迎えます。他に水田に客土して畑に転換した8ａの野菜畑で、ネギ・トマト・枝豆・ダイコン・キュウリ・ピーマン・ナス・タマネギなど１年中いろいろな野菜作りをしています。

少量多品種栽培です

20数年前から野菜の即売所を経営していますし、「道の駅」やＪＡの直売所にも出荷していますので、年間通して売れる野菜をいろいろ作らなければなりません。最近では京王線沿線のスーパーが地場野菜の販売コーナーを設けたから、とＪＡの仲介があってそこにも並べるようになりました。

自分のところのお客様も、少量でもいろいろな野菜を望まれるし、出荷する分も１年を通して出していく必要がありますよね。栽培規模も大きくないし、少量多品種の野菜作りを続けています。

6年ほど前からは妻が花を作り始め、これも商品として出荷するようになりました。
仲間と「切花研究会」を立ち上げて、どんな花が消費者に望まれているか、どう活けるとより美しいかなど、講師の先生に来てもらって勉強しています。「道の駅」などでは結構評判が良いようです。

いい形のダイコンができました

ご近所に熱心な農家の方がいて、ずいぶん以前からスーパーソイラーを使っておられたのです。うちの畑も年々土が固く締まってきて、水はけも悪くなるし生育も今ひとつのように見えたので、その先輩に相談したら使ったほうが良いとのこと。ただ、栽培規模も小さいしトラクタも16ｐｓ級の小型なので、ＳＶ１－Ｂという小型機を選びました。未だ今年の３月に購入したばかりなので、使った結果がどうこうは言える段階ではないのですが、ダイコン畑を深耕したら驚くほど形のいい、まっすぐすっきり伸びたダイコンが採れたのです。

他の畑も深耕していますので、そこで栽培している野菜たちのできがどうなるか、これからが楽しみですね。