茨城県　茨城町ーゴボウ生産時の硬盤破砕と掘り取り

～土づくりには自信ありです～

契約栽培のジャガイモ７.５ha、白菜５ha、ゴボウ、ニンジン、キャベツ、サツマイモなど合わせて３０haを耕作しています。農業が好きだから外国の新しい作物にも挑戦していますが、いろいろな役職や食育の講師まで持ち込まれて、結構忙しい毎日を送っています。

気に入っています

カワベさんとは古い付き合いですが、今、気に入っているのは、スーパーソイラーですね。SV１-BDという硬盤破砕用とゴボウ掘り取り用のシャンクを取り替えながら使っています。これの良いところは、深層の硬い土を反転しないで土づくりできる点です。硬い土を表層にもってきたらいつまでも硬いままで、作土にするには大変な労力が必要。これなら５０センチの深さまで硬盤を壊せて、水はけも良くなるし、根の張りがすごく良くなります。ゴボウなどあまりにできが良くて、流通に乗せられず全農の直売所で販売しているほどです。

サツマイモも掘ってみました

今年はゴボウ用のシャンクでサツマイモを掘ってみたら、なかなかうまくいって大変楽な収穫作業でした。他の利用方法としてマルチをはがす時に使っています。収穫用のシャンクの幅を調節し、畝のマルチの両端にかかるようにすると、なんなく持ち上がるので、後は手で手繰り寄せていくだけ。女性でも効率よく作業できました。

自分で土壌調査を

毎年１回は自分で土壌調査を実施していますが、先日は契約メーカーさんから先生が調査にきてくれて、３５センチの深さまで軟らかく有効な作土層だとお墨付きをいただきました。毎年、圃場全体で３００トンの堆肥を入れますが、費用効率の面からこれ以上は難しく、作物の根に近い部分に肥料が効くように施肥方法を工夫しています。土づくりには私なりに自信を持っています。