~ 確かに軟らかくなります

稲葉 芳司 さん

水田をイチゴ(とちおとめ)に転作してハウス10棟、以前からのハウス2棟と合わせて12棟で年間13000ケースを出荷しています。スーパーソイラーは、この夏(平成18年8月)から使い始めましたが、SV2-BDという硬盤破砕用の機種をJAの農機センターで薦められて購入しました。

32psのトラクタで牽引していますが、確かに土が軟らかくなって、水はけがぐんと良くなったのがわかりますね。ただ、今年は良くできたと思っていた苗が植えつけてみたらそれほどでもなくて、20年近くイチゴづくりをやっているのに、改めて難しいものだなと感じています。昔は山で作っていたけど、平地でのイチゴづくりは難しいですよ。毎年、毎年が勉強ですね。

とにかく硬かった

触ってみればわかるけど、この辺の土はとにかく硬いんですよ、固まりは石みたいです。長い間水田として耕盤を作ってあったのですから、硬いのは当たり前ですが、ロータリーをかけてもその下がなお硬くなるし、イチゴの根も伸びられなかったと思います。

雨降りの後は、ハウスの周りに掘ってある溝にかなりの水が溜まりますから、ハウス内の水はけは良くなっているのでしょう。今、掘り返して確かめる訳にはいきませんが、イチゴの根もうんと伸びているだろうと思います。

このあたりはみな同じような条件ですから、今日はうちのスーパーソイラーはトラクタごとご近所にお手伝いに行っています(笑い)。

収穫が楽しみです

今、イチゴの花が次々に咲いてきて、ミツバチを入れたところです。スーパーソイラーで土づくりもできたし、麦蒔きの終わる12月中旬からになると思うけど、クリスマス向けの収穫が楽しみですね。

今年の苗づくりは最高とは言えませんが、スーパーソイラーをかけて土が良くなった分、収量がどのくらいになるのか、食味もいっそう良くなるのか、期待しています。なにしろ農業は結果が出るのに1年がかりですからね。

ユーザ 稲葉 芳司 さん
地域 栃木県 小山市
主な用途 イチゴハウスでの硬盤破砕
機種名
SV2-BD